食事をごはんと呼ぶ国で、お米をつくる幸せ。
その想いを、ずっと胸に抱いてきました。
水、土、空気、
お米の栽培環境に恵まれた、ここ愛知で、
本当に良質なお米をつくりたい、
その想いがひとつになり、16年の歳月をかけて
「愛ひとつぶ」としてようやく実を結びました。
まだまだ、生まれたてのお米ですが、
一人でも多くの生産者とともに手がけることで、
より多くの人に届けていくことができます。
愛と知のめぐみ「愛ひとつぶ」を
ともに育てていける生産者さんを応援しています。
「愛ひとつぶ」をともに
栽培していただける方へ
「愛ひとつぶ」の栽培には、
愛知県産米のブランドイメージを引き上げる
リーディング品種を目指す観点から、
「愛ひとつぶ」ブランド化推進協議会への
参加が必要となります。
水稲品種「なつきらり(愛ひとつぶ)」は、高温条件下でも白未熟粒の発生が少なく、食味も良好な優良品種です。
高品質良食味を維持し、県産米のブランドイメージを引き上げるリーディング品種とするため、「なつきらり(愛ひとつぶ)」の栽培には、「愛ひとつぶ」ブランド化推進協議会(以下、協議会)への参加が必要ですので、参加要件等については、下記を御参照ください。
協議会※1への主な参加要件
- 水稲の経営面積が原則10ha以上であること
- 土壌診断の実施※2
- 土壌診断結果に基づく施肥設計をすること
- 専用肥料(愛ひとつぶ専用)を使用すること
- 黄化もみ歩合が80%になる前に収穫をすること
- 全量を集荷団体へ出荷すること
- 種子は毎年全量更新すること(種子の譲渡及び自家採種は行わない)
- 品質基準に基づく区分販売に従うこと
- 生産技術向上のため、生産者等で組織される地域協議会に参加すること
- ※1:構成員は県、生産者及び農業団体(農協、JAあいち経済連、愛知県米麦振興協会)
- ※2:新規取組生産者のみ必要。全窒素及び培養窒素を分析。
協議会への参加申込先
最寄りのJAに生産者登録申請書により
直接お申し込みください。
「愛ひとつぶ」ブランド化
推進協議会への参加要件に係るQ&A
- 水稲の経営面積が原則10ha以上であるのはなぜか。
- 「愛ひとつぶ」の高品質良食味生産を実現するために、収穫適期が短い特性を踏まえ、地域の水田農業の担い手に生産を限定する。10haは県内各市町村が定める認定農業者(水稲主体)の面積要件を参考に設定している。
- 土壌診断の実施は何のために行うのか。
- 土壌診断結果に基づき、「愛ひとつぶ」の高品質良食味生産に必要となる、適切な施肥設計をするために実施する。
- 黄化もみ歩合が80%になる前に収穫するのはなぜか。
- 黄化もみ歩合が80%以上になると胴割米が多く発生し、玄米の外観品質が低下するためである。
- 黄化もみ歩合80%とは具体的にどのように判断するのか。
- 協議会が作成した「特A栽培マニュアル(暫定版)」に基づき現地ほ場で目視して判断する。
- 全量を集荷団体に出荷するのはなぜか。
- 様々な流通が生じると、高付加価値商品としてのブランド形成が難しくなるため。